「つくる人の言葉を、未来に残す。」Fabricanteが目指す「つくり手」の未来とは?

2026年1月に設立し「つくること」の楽しさを次世代に発信するウェブメディア「Fabricante」。キャッチコピーに掲げる「つくる人の言葉を、未来に残す。」とは一体どういうことなのか?Fabricante社代表・平井 秋留が記事形式で発信します。
「ずっとメディアをやりたいという想いがあった」
「Fabricante」を設立しようと考えたのは2025年の年末のことでした。日課にしている散歩をしているなかで、ふと思いついたことが一番最初のきっかけです。この時に「つくる人の想いを発信し、社会問題となっている製造業の人手不足に少しでも貢献できれば良いのではないか」と考えたことが、このテーマでウェブメディアをやることになったきっかけでした。ウェブメディアをやるからには、単なる自己満足に終始せず、社会に大きな貢献を与えることが必要だと考えており、そうした考えともマッチしたのが「Fabricante」のスローガンとなっている「つくる人の言葉を、未来に残す。」でした。
もともと、高校時代からウェブメディアを本格的に運営したいという想いがあり、大学の進学先でもメディア学を勉強できる学科を選択したほどです。高校時代・大学時代もウェブメディアをやっていましたが、自分自身の技術や取材方法の未熟さがあり、軌道に乗ることもなく、ただ細々と趣味のメディアとなってしまったのが正直なところです。「Fabricante」ではこの反省を生かし、より撮影から取材、執筆をより高いレベルで実施できるように努めています。
メディアの名前を決める際には、多くの候補がありました。硬派な漢字中心の名前にするか、ポップなカタカナ名にするか……。そうした中で「つくる」に関係する言葉を次々と調べる中でスペイン語の「Fabricante」が「製作者」などを意味する言葉であるということがわかりました。比較的メジャーな言語でかつ一言、語感も良いと思い、すぐに名前が決まりました。本当は大規模なYouTubeチャンネルなどを抱えるクイズメディアのような何を意味しているのか分かりやすいタイトルで考えていましたが、私の創造力ではとても賄いきれませんでした。
一番楽しいのは「筆を走らせているとき」
私が日頃ウェブメディアを運営する中でやっていることは「企画」「取材」「執筆」ですが、これは「記事作成」をしています。つまり「つくる」の中の一つです。この「つくる」の中で「執筆」が一番楽しい瞬間です。「取材」のなかで得た資料や録音をそのまま書き起こしていては、話の中の脱線や後から思い出した内容を補足することができません。そうした構成を考えながら、文章を頭の中で次々とひらめき、反射神経でキーボードをたたくことによって「モード」に入ることができます。この「モード」に入っている瞬間こそが、最も楽しい瞬間です。「執筆」が終わればその記事も完成します。その完成した達成感を味わうことができるのも、筆を走らせているからこそです。
もちろん、企画や取材も次の記事に向けて想いを馳せ、日頃知ることのない世界や発想、技術に触れることも多く、新しい刺激を得ることができるため、非常に楽しい瞬間の一つではあります。取材をしている中で、自分の全く知らない世界を知り、そこから新たな興味や趣味が生まれる瞬間もまた非常に大切にしたいものです。みなさんもSNSや動画配信サイトでたまたまおすすめに流れてきた動画や画像から新しい趣味や新しい音楽に触れることがあると思います。似たような体験を取材という対面型で得ることができるのです。
記事づくりにおける「楽しさ」もみなさまに味わっていただきたい要素の一つです。現在はSNSでの投稿や個人ブログの作成などがインターネットの文化として定着していますが、実際に取材をして一つの記事が完成するまでを体験することはほぼないと思います。そうした経験ができるような仕組みづくりも今後やってみたいことの一つです。
「世界に没入できる記事を」Fabricanteの目指す先
こうした「つくる」を少しでも体験してほしいという想いを乗せ「Fabricante」をスタートさせましたが、まだ何の記事もないメディアで取材に応じていただける方もいわゆる「案件記事」にあたる「Presents記事」に興味を持っていただける方もいません。「Fabricante」がどういったメディアで、記事を書く中の人の性格、実際に記事にしたときのイメージもつかめないのが現状です。まだ軌道に乗るビジョンが見えない中ですが「こうした記事を発信するメディアですよ」を伝えられれば良いと思い、筆を走らせています。
いつかは世界に広がる「つくる」を網羅し、「つくること」はどんなに楽しいことであるかということを発信していきたいです。困難の中にある達成感を共感できるメディアになりたいですし、実際に取材をする際に多くの「つくる」を体験し、よりその世界に読者の方と一緒に没入できるような記事を作成していきたいです。
平井 秋留
東京都あきる野市出身。東海大学卒業。大学ではメディア学を修める。大学卒業後はメディアから離れ、一般企業で社会人として務めるも、メディアへの情熱が抑えられず2026年にウェブメディア「Fabricante」を設立。運営サークルの任意団体「Fabricante社」代表としてメディア運営に熱意を燃やす。「平井 秋留」はペンネームで、地元あきる野市の漢字名称である「秋留」と地元を流れる「平井川」から取った名前。将来的には地元への貢献を目標としており「Fabricante」を通じて地元・あきる野市の工業発展に寄与したい。
